2007年9月6日

2007/09/06(木)9泊10日のカヌーツーリングへ出発

いよいよ出発の日。ホテルを10時に出て酒屋でビールを調達する。500mlのロング缶を24本(コカニー18本、ユーコンゴールド6本)購入。後でこの中途半端な数に、毎日悩まされることに(1日2本飲むか3本飲むかで)。


Kanoe PeopleのスタッフにJohnson's Crossingの橋の下まで車で送ってもらう。今回、9泊10日で約300km下るのだが、何とこのJohonson's Crossingの橋以外、向こう300kmに橋はないらしい。川の近くに道もないので、完全に川の外の世界とは隔離されるのか。

橋の下で降ろされた後に、ガイドの真下さんが「あぃやー、ロープ忘れた」と叫ぶ。ん?どういうこと?どうやら荷物をカヌーにくくりつけるロープを忘れたとのこと。えー、どうするの???


齋藤さんが持って来た予備のロープで何とか荷物を積めた。さすが経験豊かだな。自分はロープ1つも持ってないし。どっちがガイドか分からなくなる…

2人によると、どうやら自分は異様に荷物が少ないらしい。えーあんなに荷物重くて辛かったのに。ちゃんとテントもシュラフも持って来たのになぁ。他の人とは何が違うんだろう?気になるなー。

出発前に、丸焼きチキンを手でちぎり食いという、かんたんなランチを済ませる。当然、ビールも飲む。これで早くも1本消費。

そしてカヌーに乗り込む。素人同然の自分は当然前の席に乗る。カヌーに乗るのはもう3年ぶりぐらいだろうか。まぁ何とかなるでしょう。

シングルパドルを使うのは今回が初めてだったので、最初戸惑うものの、だんだんと慣れてくる。しかし残念ながら天気が悪く景色はあまり楽しめない。でも全然気にしない。9泊10日もあれば、晴れる日も雨の日もあるでしょう。


そして2時間ほど漕いだところでキャンプサイトに到着。早速、買ったばかりのテントを張る。


食事の後、早めにテントに入って寝ようとするが、なかなか寝られない。寝てる間にトイレのためにテントから出たくないので、しっかり出しておいたつもりだったが全然効果なし。寒いし汗かかないし、ビールたくさん飲んでるし…

# ちなみに、トイレといってもいわゆるトイレがある訳ではありません。外で「する」だけです

はじめて暗闇の中で用を足すのはかなり怖い。トイレから帰ったあとも、しばらく興奮して寝られない。すると、遠くの方から狼の遠吠えが聞こえてくる。小動物がガサガサと歩きまわっている音がする。うわぁやっぱり大自然の中に来ちゃったんだなぁ、ということを実感する。

初日はびくびくしてほとんど眠れずに朝を迎えた。

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