2007年9月12日

2007/09/12(水)フータリンカ延泊

1:30にトイレで外へ。星がすごくきれい。この数の星を見るのは久しぶり、それとも初めてか?プラネタリウム級かもしれない。残念ながらオーロラは今日もお預け。

目が覚めると7:00。テント内は5℃。寒い。朝食のために外へ。何と霜が降りており、辺り一面真っ白。外の気温は0℃!


朝食はパン、オムレツ(チーズ入り、うまい!)、サラダ、オレンジ/リンゴ。サラダを食べると冷たくてアイスを食べているようだ。1時間半ぐらいかけて朝食終了。ガスが晴れて青空が現れる。


日程に余裕があるので、ここで今回初めての延泊をすることに。テントを片付ける必要もないので、朝からのんびりして過ごす。


初めてシングルでカヌーに載る。風もなく静水なので楽。荷物もなくシングルで載ると、カヌーの動きがよく分かってとても楽しい。


齋藤さん曰く「1人でカヌーをさせてくれるのははじめてだ。普通のガイドは、目の届かないところに客が行くのを嫌がるからね」と。齋藤さんがガイドの真下さんから信頼されているから、僕もこれだけ自由にやらせてもらえてます。ありがたい。


今回は大ベテランの齋藤さんもいるし、自分にとってはガイドが2人居るようなもので、いろいろ楽しませてもらえるのでありがたい。ほんと贅沢な旅だ。


お昼頃、テスリン川の方からカヌーが3艇やって来た。次に裸の男2人が乗った1艇。どちらもドイツ人らしかった。キャンプサイトには寄らず、すごいスピードで下流に下っていった。


次に3艇やって来た。今度は日本人だ。クロンダイクのツアーの1行。ガイドは櫛田さん。4泊5日のツアーらしい。ツアー客の中で、1人で参加していた女性が居たのだが、何とカヌー初心者とのこと。かなりしんどそうだった。「もう2度とカヌーはやらない」なんて事を言っていた。えー、もったいないなぁ。

ガイドの櫛田さんからオーロラ情報をもらう。「昨日は10:30にオーロラ見ましたよ。オーロラ情報(予報)によるとあと3日はオーロラ出ませんよ」、と…

んーこれはつまり今回の旅行中にはもうオーロラが見られないということじゃないかー!なんか聞くんじゃなかったと少し複雑な思い。何も知らずに「今日は出ないかなぁ」と空を見上げている方がよかったのに。

いろいろなやり取りをしたのだが、1つ確実に言える事。ワイルドナビのツアーに申し込んでほんと良かった。真下さん、最高のガイドだよ。

今日もビールを飲みながらいろんな話をする。真下さんがアラスカに来るきっかけ、ガイドになった頃の話などなど。そして、真下さんおすすめの本を教えてもらう。稲見一良という小説家、そして「風の影」という本。日本に帰ったら早速読んでみよう。

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